培養液分析・管理

培養液分析とは

培養液分析とは、水耕栽培をはじめとする養液栽培において使用される、生育に必要な肥料を溶かした培養液の成分を分析するものです。

植物が培養液中から何を吸収して何が残っているのか、肥料成分の組成を給液や排液から数値化して判断することにより、適切な追肥や栽培管理を行い生産量の安定且つ品質の安定に結びつけます。

そのため、養液栽培において定期的に培養液や原水中の成分組成分析を行い、緻密に管理することの重要性が高まっております。

培養液分析では、不足している成分を補うことはもちろん、供給過多な成分を控えることによって品質向上や肥料価格高騰に対して適正な費用管理も狙えます。

従来の海外への分析依頼では特に納期面・費用面の課題がありましたが、当社はその課題に取り組み、国内・自社での早期分析を実現しました。

養液分析の実績・分析例

2017年度より参入し、ご依頼検体数は年々増加傾向にあり、今では年間2,000検体近くのご依頼を頂いております。

対象作物はトマト・パプリカ・イチゴ等の果菜類やレタス・ホウレンソウ等の葉物類が多く、花卉やシバ等の実績もあります。

培養液の分析項目

給液・排液ともに17項目のセット項目分析を行っております。

分析項目 報告単位 分析方法
pH 電極法
EC mS/cm
Cl

mg/L

mmol/L

me/L

μmol/L

の併記

イオンクロマトグラフ法
NO3-N
SO42--S
PO43--P
NH4+-N
K ICP-AES法
Na
Ca
Mg
Fe
Mn
Mo
Zn
Cu
B

費用・納期

費用 ¥8,000(税別)
納期 サンプル到着後、最短5営業日から承ります。
(特急対応別途応相談)
(年末年始、GW、お盆時期は別途お問い合わせ下さい)

有料追加オプションでSiや重炭酸の分析も承ります。(各3,000円)

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報告書様式

分析結果はExcel書式の報告書を電子メールで送信させて頂きます。

東海テクノの強み

当社は計量証明事業所であり、分析の精度・価格・納期に自信があります。
環境計量の業界で求められるレベルと同等の厳しい社内基準で培養液を分析しており、その分析値を肥料の緻密な設計に反映して頂くことが出来ます。

・pHや金属系の項目はそれぞれ3回測定し、ばらつきが基準内であれば平均値を分析値としています。

・各分析においては、濃度既知サンプルを適切な間隔で測定し、基準を満たしていることを確認することで分析値を担保しています。

・当社の報告書は最終的に環境計量士がチェックを行い、イオンバランスや過去データとの推移等を確認しております。

培養液分析は、給液・排液の分析はもとより、養液栽培を始める際の原水分析も重要です。
原水中にはさまざまな成分が含まれており、その成分によっては肥料を配合しても吸収を妨げたり、逆に過剰症が出る場合もあります。
当社は環境計量士が在籍しており、水質分析も行っておりますのでご要望の方はぜひお問い合わせ下さい。

水質分析のページはこちら

また、養液分析以外の分析も幅広く取り扱ってお客様のニーズに合わせた様々な分析をご紹介・ご提案することが出来ます。
例えば事業場外に排出する排水の水質分析、飲料用の水質分析、排ガス測定等、環境調査のエキスパートである当社へご相談下さい。

製品・サービスのページはこちら

培養液分析ご依頼の流れ

 ご依頼頂きましたら、専用の採取キットをお届けします。

 キット内には採取方法の手順も同梱されていますので、ご確認の上サンプルを採取して下さい。

 サンプル採取後に発送と依頼書のメール送信をお願いします。

 サンプルが到着しましたら分析着手し、結果はメールにて報告させて頂きます。

 

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よくある質問

どのように依頼すれば良いですか?

まずはお問い合わせ下さい。
専用の採取キットを無料でお届けしますので、サンプル採取後に宅配便の発送と、依頼書をメールで送信願います。

どれくらいの期間でできますか?

サンプル到着後、最短5営業日から承ります。
お急ぎの場合は応相談致します。

どれくらいの費用がかかりますか?

1検体¥8,000となります。

サンプルはどのように準備したら良いですか?

給液分析の場合、植物へ供給する状態の培養液をご準備下さい。
(液肥の原液は対応できかねます。)
サンプルの発送は常温で問題ありませんが、保管する場合は直射日光・高温状態は避けて下さい。

サンプルの必要量はどれくらいですか?

1検体あたり、200mL程度あれば十分です。
ポリ容器が3個あり、そのままの培養液を60mL×2個に入れ、ろ過した状態の培養液を30mL×1個に入れてご準備頂きます。

サンプル採取はどのようにしたらいいですか?

養液が均一になるように、大きめの容器に200mL以上入れて良く撹拌していただき、各容器に準備して下さい。撹拌が不十分だと、各容器によって組成が異なり良好な分析結果が得られない可能性があります。

サンプルの受取可能な日時はいつですか?

持ち込み又は宅配便等で平日8時半~17時半が受取可能です。

培養液分析を担当している佐川です。安定した品質の農作物生産には、きめ細かい施肥管理が重要です。生産管理者の経験を活かし、本当に現場で求められている「価格・納期・精度」に徹底的にこだわって開発しました。現場の声を大切に、両方の目線で農業業界と分析業界の新たな架け橋となれるように取り組んでいます。

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