環境監視・計器販売保守

最適な計器選定と設置方法のご提案

当社の扱う環境監視計器や工程データの収集計器には、様々なメーカーの様々な用途の計器がありますが、当社は分析機関であることや、エンジニアリング部門及びIT部門を持つことも活かして、次のようなご提案も行っています。

こんな信念で計器提案をしています

● 計測したい項目そのものズバリを測る計器がないケースへの代替計器のご提案

仮説に基づいた代替検出法との相関を確認し、良好な相関関係のある計器をご提案
計器導入が目的でなく、そのデータを把握することが真の目的という信念です

例:水質汚濁多項目常時監視

水質汚濁の常時監視としては、COD・窒素・りんの常時監視計器は存在しますが、その他法的対象物質(一例:BOD生物化学的酸素要求量)を常時監視したい場合、適切な機器が存在しませんでした。

当社ではお客様のご希望に沿った計器を探し、このケースでは、S::CAN(多項目常時監視計器)を提案、波長データ解析と相関実証の末、従来は常時監視に対応しきれない物質についても、常時監視が可能となりました。

● 演算器導入の省コスト、高機能化のご提案

複数の場所に設置したセンサーそれぞれに演算器を設置するのでなく、汎用のロガーにデータを集積しPCソフトで演算・データ保存。複数場所の状況を一括して監視できる上、演算器1台分の価格で実現します。
演算器が何台導入できるかよりも、お客様の最善は何かを追求するという信念です

● 部品供給の終わった計器への愛情

メーカーの部品供給の終わった機種も、当社の部品在庫、お客様からの更新時引き上げ器の部品で使えるものがあればそれを用いて直します。
営業員からは不評でも、テクノの計器メンテ員は「直せるものは直す」の信念です

● 長期・安定稼働への取り組み

環境データ収集の計器やセンサーの設置場所には、計器の仕様を超えた厳しい環境であることも・・。長年の経験に基づいたチェックリストで、最適な材質や設置環境作り、独自の支持具の製作なども行って長期・安定稼働をご提案します。
競合先よりもイニシャルが高いご提案となっても、欠測を出さない・ランニングで勝負の信念です

   万全の保守・オーバーホールを行っていても故障はゼロにはできません。中には、現場修理が不能な場合もあります。当社はメーカーへのデモ機設置の交渉、それが困難な場合には、要所のタイミングでのサンプリングと手分析で欠測を回避します。
計測器の担っている役割を、一瞬たりとも忘れない信念です。

こんな取り組みで計器監視に“安心”をお届けしています

当社は、安心して常時監視計器をご利用いただくため、自社に専任の計器メンテナンス部門を持ち、定期メンテナンス、計器不調時の一次対応や、故障箇所の的確な判断による迅速に修理対応を確実に行う仕組みを持って行うことで、お客様の計器の安定稼働につなげています。

計器メンテナンス部門独自の仕組み

①計測器固有情報や部品交換履歴を、自社開発した電子カルテによって部門内で情報共有し水平展開

②履歴データ解析による予防メンテナンスの提案や更新時期の提案

③環境監視計器(校正業務、試薬調整・交換等)の代行受託

当日のメンテナンス記録はデータベース管理され、お客様ごとの計器不調による部品交換や洗浄タイミングなどのサイクルを解析し、適時に定期メンテと同時に予防措置を行うことで緊急故障での訪問による修理工数コスト削減につなげています。

メーカーとの情報連携

当社は、計器メーカー ㈱堀場製作所の一次代理店として、堀場製作所の計器(TPNA-500等)を多く販売・設置・保守を行うにあたり、次のような取り組みでお客様への安心をお届けしています。

◆計器の新機種・仕様変更にともなうメーカーの技術講習会の受講

◆メーカーの保守実技研修会への参加

◆メーカー及びメンテナンス子会社との定期的な情報交換と改善提案

◆当社-メーカー間の保守履歴データの連携と予防メンテ情報の共有

ご相談。お見積もりのご依頼はこちら